AGA (男性型脱毛症)

男性型脱毛症(AGA)は遺伝や男性ホルモン(DHT)などが原因と言われています。
AGAでは通常2~6年ある成長期の毛が、数か月~1年と短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前にぬけてしまいます。十分に育たない細い髪の毛が多くなると薄毛にみえます。

日本皮膚科学会によるAGAガイドラインにおいて、科学的な根拠をもとに、フィナステリド・デュタステリド内服および、ミノキシジル外用は推奨度Aとなっております。

ミノキシジルは血管拡張作用があり、毛根が発育する毛母に栄養や酸素を供給して発毛を促します。

またフィナステリド・デュタステリドは、DHA産生を抑えることにより、太く長い毛が増えていき薄毛を改善させます。

AGAの分類(下記)より診断しますが、レベルⅢ まででは、比較的毛母が存在しており治療の効果が出やすいですが、レベルⅣ 以上では毛母が少なくなっており、治療による十分な効果が得られるかは難しくなってきます。早期の治療が望ましいと考えられます。

当院では皮膚科専門医がダーモスコピーにて診察の上、患者様とご相談して治療方針を決めていきます。

初診のダーモスコピー検査は、清水の外来日に受診してください。

初診診断料1,000円

進行パターン (ハミルトン・ノーウッド分類)